フィリピンではコロナ感染も落ち着き、街には活気が戻ってきました。5月9日には6年に一度の大統領選を控えており、ドゥテルテ政権の後をどの陣営がリードしていくのか、注目が集まっています。一方、退陣まで1か月少しとなったドゥテルテ大統領ですが、引き続き高い支持率を背景に着実に6年前の公約を進めています。

3月1日からブースター接種完了者には日比両国とも自宅隔離が不要となり、日比間の移動がスムーズになりました。これを受けてフィリピンに関する各種お問い合わせも増えて参りました。弊アイキューブ・グループでは、米国公認会計士や通関士試験の合格者である新たなスタッフを先月から現地に配属し、お問い合わせ対応の強化を図っております。

最新法令については金融機関様始め、各種機会で発信させて頂いておりますが、今後また、わかりやすいセミナー等企画させて頂きます。フィリピン政府からも投資セミナーへの参加を呼びかけられておりますので、随時本メーリングリストでお誘いをさせて頂きます。

また、投資活発化の一方で、フィリピン現地拠点の体制整備のご要望も増えております。特に政府職員に対する贈賄は引きつづき厳しく規制されており、この政権交代のタイミングで精査されることもあり得ます。アジア各国をカバーする法律事務所であるOne Asia Lawyersと共同で、内部通報と内部統制に関するセミナーを予定しております。

　　アイキューブ・グループ統括代表
　　公認会計士　坂本 直弥

海外での事業の基礎は、精確な情報把握にあります。
弊社ではご希望いただいた方向けに、こちらの内容に加えて、現地の最新情報を毎月20日にメール配信させていただいています。
フィリピン国内情勢や日系企業にとって注目すべき法令など、フィリピンでのご事業展開のお役に立つ情報を無料でお届けいたします。
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